暫くこられてなかったおじいさんは、求人のチラシを握りしめていた。
止めても聞かないので電話をしてもらった。
昭和4年生まれは面接をお願いするのも上から目線。
自身の電話番号も答えられず、当然お断りされる。
「うちで働く?」
「嫌や。お前がうるさいから。」
「そっかー。。。」
途方にくれて、家には帰らないと言い張っていたが、缶コーヒーと
昼ごはんをしっかり食べて、「雨降りの前に」車で家まで送った。
でも、帰ってもまだ、居場所だった自宅のベランダの庭は、散らかったまま。
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